04.19
【World MR News】MRヘッドセット開発企業Avegantの躍進
米シリコンバレーに拠点を置き、MR技術用ヘッドセットの開発をおこなっているAvegant社。同企業は光学システムの潜在的な画期的技術開発に取り組んでおり、新たな資金として、1370万ドルを調達したと、Financial Timesなどで報じられている。
Avegantはこの資金を、MRの新しいシステムであるビデオとヘッドフォンシステムを搭載したGlyphのさらなる開発費用に当てるようだ。
Glyphは、配線も少なく、デザイン性においても優れたメディアプレーヤーとヘッドセットがドッキングした製品で、徐々に注目を集めながら今日に至っており、開発初期の頃はキックスターターでファンディングを達成したプロジェクトであった。3D映像を見る機能を備えたウェアラブルデバイスという位置付けで、ヘッドフォンとしての利用も可能。
今後、さらなるMRの世界へと開発を進めて行くようである。
この新たな資金調達は、2015年にシリーズB（シリコンバレーなどでベンチャー企業に対し、ベンチャーキャピタル等が出資する段階のひとつで、シリーズAに続く第2段階の投資のこと）に延長するもので、中国のモバイルインターネット企業、Hangzhou Lian Luo、半導体およびディスプレイ企業のApplied Materials、そして主要なチップメーカーIntelによってなされている。
同社のMR技術にかける思いや、実現後の世界観などは、Avegant公式ホームページにてより詳しく見ることができる。
https://www.avegant.com/
参照記事：https://haptic.al/mixed-reality-company-avegant-closes-13-7-million-investment-a28a48d7b96b
