2017
04.24

【World MR News】ワーナー・ブラザースのMRコンセプトは映画を別次元へ導くか

World MR News

映画、映像制作の世界大手企業として知られるワーナー・ブラザースは、MR技術による映画体験を促進するための特許を申請した。米国特許商標庁に提出されたこの出願は、MRとVRの両面で活用される技術となっている。

これは4月13日に提出されており、映画館または家庭のいずれかにて、ヘッドセットと共に使用されるシステムであるという。これを利用すると視聴者は、物理的な画面から拡張してくる映像を見ることができる。さまざまな別の場所に座っていても、同じ部屋の中であれば同じように体験することができるということだ。また、別の例では、ヘッドセットが視聴者の位置を認識し、各視聴者が座っている場所によって、他の場所に座っている人とは異なる見え方にもなるという。

映画における複合現実体験にはワクワク感が募ります、とライターのジェイク・ピーターソンは述べている。

20世紀に、「映画」という巨大産業として確立されてきたものに、新たな別の技術レイヤーが加わる時、そこには多くの可能性が詰まっている。

なお、ワーナー・ブラザースの出願は、米国特許商標庁のページにて見ることができる。
http://pdfaiw.uspto.gov/.aiw?PageNum=0&docid=20170105052&IDKey=4200502FF451

参照記事:https://blooloop.com/link/mixed-reality-movie-warner-bros-patent/

画像:Warner Bros/US Patent and Trademark Office より