2019
07.17

【World MR News】今はまだ序の口。これから進化と鮮度を高めていく――リアルとヴァーチャルが混ざり合う新感覚のエンターテイメント施設『MAZARIA』のオープニングセレモニーをレポート

World MR News

リアルとヴァーチャルが混ざり合う、アニメとゲームに入る場所というコンセプトで、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階に誕生したVRエンターテイメント施設『MAZARIA(マザリア)』。そのオープニングセレモニーが、7月12日の11時30分より開催された。

同施設は、『ナンジャタウン』の真上にあり、それぞれ階段で行き来することもできるようになっている。テーマごとに4つのエリアにわけられており、20近いVRアクティビティが何度でも楽しめるというのが特徴だ。

12時からの開場を待ちきれずに、多くのファンが列をなして並んでいる中で行われた本イベント。はじめに主催者を代表して、バンダイナムコアミューズメント 代表取締役社長の荻原仁氏が登壇した。

▲バンダイナムコアミューズメント 代表取締役社長 荻原仁氏。

萩原氏は「本日オープンする『MAZARIA』は、サブカルチャーの聖地と言われる池袋において、我々が新たに第一歩を踏み出すことが出来る施設となっています。新コンセプト言う点では、アニメとゲームの世界に入り込める。また、リアルとヴァーチャルが混ざり合うというコンセプトを掲げています。本日ここで準備されたコンテンツは、まだまだ序の口です。これから施設を運営しながら、さらなる進化と鮮度を高めていきます。なるべく長い時間、ご家族の方やカップルの方に楽しんでいただけるように、2階に併設している『ナンジャタウン』と施設内で相互往来ができるしかけもしてあります。より長い時間、池袋の『MAZARIA』と『ナンジャタウン』を行き来しながら、新しい感覚に浸っていただきたいです。我々バンダイナムコアミューズメントは、今ここにしかないエンターテイメント体験を提供していきます」と意気込みを語った。

続いて来賓者から、豊島区長の高野之夫氏が登壇した。

▲豊島区長 高野之夫氏。

高野氏は「池袋は、大きく漫画・アニメを中心にしながら、新しい文化を発信していく場所になりつつあります。豊島区は今、中国・韓国と3つの都市を指名して文化交流をしながら文化を発信していく日本代表として、東アジア文化都市に選ばれています。こちらは国家的プロジェクトとして2月1日から開催しています。この1年間、様々なイベントを開催しています。その中でも一番注目を集めているのがアニメです。クロージングの11月には、漫画・アニメが集結するイベントも計画中です。バンダイナムコアミューズメントさまには、常日頃から豊島区が掲げる将来像である国際アート・カルチャー都市構想実現に向けて、多大なるお力をいただいております。この『MAZARIA』のオープンは、将来の池袋の文化発展で重要な役割を担うのではないかと期待しています」とコメントを述べた。

同じく来賓者としてサンシャインシティ 代表取締役社長 合場直人氏が登壇した。

▲サンシャインシティ 代表取締役社長 合場直人氏。

合場氏からは、「待ちに待ったその日がようやく来ました。今までのノウハウを積み重ねて、練りに練った施設が今日オープンしました。本当に楽しみにしています。今豊島区は、アニメなどの文化で待ちが盛り上がっています。この施設も、その一環になると思っています。サンシャインシティとしても、バンダイナムコアミューズメントと一緒になって盛り上げていきたいと思っています。今年から来年にかけていろんな施設ができます。そちらと一体になって、池袋を盛り上げていきたいと思っています」とエールが送られた。

テープカットでは、先ほどの荻原仁氏と高野之夫氏、合場直人氏に加えて施設内のスタッフたちも登場。スモークが湧き上がる中、華やかな雰囲気で行われた。

カウントダウンでテープカットが行われるのに合わせて、エントランスに設置された「WALL MAZARIA」にはパックマンをはじめとする施設をアピールする映像が流れ出す。これから多くの人々がこの『MAZARIA』に訪れることになると思うが、今後の進化にも注目していきたい。

■施設概要

店舗名:アニメとゲームに入る場所 MAZARIA

住所:東京都豊島区東池袋3丁目-1

サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階

オープン日:2019年7月12日(金)

URL:https://bandainamco-am.co.jp/others/mazaria/

機材協力:HTC

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PhotoWords 高島おしゃむ
コンピュータホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。
雑誌の執筆や、ドリームキャスト用のポータルサイト「イサオ マガジン トゥデイ」の
企画・運用等に携わる。
その後、ドワンゴでモバイルサイトの企画・運営等を経て、2014年より再びフリーで活動中。