2019
03.22

【World MR News】日本ファルコム『軌跡シリーズ』15周年記念コラボカフェが「VR Game&Cafe Bar VREX」で3月18日より登場!

World MR News

フタバ図書は、同社が運営するVRと飲食が楽しめるレストラン「VR Game&Cafe Bar VREX(ヴィレックス)」の渋谷宮益坂店、新宿店、広島八丁堀店において、3月18日から4月21日までの期間限定で、日本ファルコムの人気RPG『軌跡シリーズ』の15周年を記念したコラボカフェを開催する。

イベント開催に先駆けて、3月8日にメディア向けの体験会が実施された。本稿ではその模様をレポートする。

VRで新たな体験と新たなコミュニケーションの形を提供

書店業をメインとしたフタバ図書。同社が運営するVRゲーム&カフェバーの「VREX(ヴィレックス)」は、本とは別の形で感動提供をするために生まれた事業だ。企画が始まったのは2017年1月で、同年の11月に渋谷宮益坂店がオープン。2018年には新宿店と広島八丁堀店をオープンさせている。

「VREX」では、新しいテクノロジーを使って新し体験が出来るということをコンセプトにしている。最近ふれあいの場所が少なくなってきているが、人との出会いが提供したいという想いも込められている。将来的には、カラオケやボーリングのようにVRゲームバーを日本全国で展開していきたいと考えているという。

通常のVRゲームはひとりで遊ぶものがほとんどだ。だが、こちらの「VREX」で提供しているものはコミュニケーションが取れるようなものになっており、最大4人同時に遊べるようになっている。VRの体験スペース内はある程度自由に歩き回れるようになっているほか、ヘッドホンを装着しないためプレイ中に会話も行える。

現在「VREX」で提供しているのは、12種類のVRゲームとARゲームの『HADO』だ。それに加えて、広島八丁堀店でプロジェクションマッピングを使ったDR(デジタル・リアリティ)ゲーム2種類を実験的に提供している。

今回の『軌跡シリーズ』コラボでは、上記のうち9種類のVRゲームが対象になっている。

これまでも、「DiVA」や「まなみのりさ」といったアーティスト系のコラボを実施してきたが、今後もこうしたコラボを実施していく予定だ。

オリジナルコラボメニューも登場!

今回のコラボカフェでは、先ほども触れた9種類のVRゲームに『軌跡シリーズ』のキャラクターが登場する。また、前半(3月18日~4月7日)と後半(4月8日~4月21日)に分けて、ゲーム内の作品をイメージしたコラボメニューも登場する。このコラボメニューを注文した人には、9種類+シークレットのいずれかがランダムで封入された「ICカードステッカー」がプレゼントされる。こちらは前半と後半共通のものになっているとのこと。

▲こちらが前半のコラボメニューだ。見た目もそうだが、いずれも独創的な料理だった。この手のコラボメニューは、味が似たり寄ったりになりがちだが、実際に試食させてもらったが、かなり美味しいものばかりだった。

コラボ対象のVRゲーム『まくら投げ』を体験!

今回体験会が行われた渋谷宮益坂店では、食事や飲食を楽しむスペースとは別に、VRゲームが体験できる場所が用意されている。あらかじめ予約をしておき、順番が来たら移動してゲームを楽しむといった流れだ。

部屋にはショルダータイプのPCとHTV VIVEが4台設置されている。ここで、オペレーターの指示にしたがい、まずは装着していく。ちなみに、左から1~4番と番号が決まっており、それがVRゲーム内のキャラクターにも反映されるようになっている。

装着が終わったら、VR内の待ち合わせ所のようなところが現れ、そこで、一通りの操作を学んでからVRゲームを体験していくことになる。このときに、部屋の中に四角いブロックが並べられているのだが、それを掴んで投げたり、あるいは空中に浮かせたりといったゲーム内で必要となる操作が体験できるようになっている。

VR内に表示される壁が、実際に歩き回れる範囲を示している。

今回は9種類あるコラボVRゲームの中から『まくら投げ』を遊ぶことができた。ルールは単純で、下に落ちている枕を拾って相手に当てればOKというもの。相手から枕をぶつけられると自分の頭上に表示されている点数がマイナスになっていく。ゲーム終了時に、一番点数が高い人が優勝となる。

ちなみに点数はマイナスになっていくだけで、相手に当てても自分の点数がプラスされていくことはない。そのため、いかに枕を当てられないようにするかということも重要となってくる。

時間が経つと、枕以外にも座布団など様々なものが落ちてくる。それらは掴んで投げるだけではなく、盾のようにしてカバーで使うこともできる。

座ったままプレイするVRコンテンツとは大きく異なり、スペース内を歩き回って手足を動かすため、予想以上にいい運動となった。また、リアルな人相手に枕を投げるのではなくキャラクターに向けて投げるため、あまり遠慮するといったことを気にすることなくプレイ出来るというのも、こうしたコンテンツの素晴らしいところといえそうだ。

ゲームが終わった後は、それぞれの順位に合わせてトロフィーがもらえる。その後記念撮影をするのだが、それをプリントアウトしてもらうこともできる。いくつかのコンテンツはひとりで遊ぶこともできるが、可能ならば友達や家族を誘って一緒にプレイすると、かなり盛り上がりそうだ。

優勝しても何かがあるわけではないが、記念写真がもらえるのでそれで自慢をしよう!

■開催期間

2019年3月18日(月)~2019年4月21日(日)

(前半 3月18日~4月7日 後半 4月8~4月21日 ※キャラクター入れ替えあり)

■場所

渋谷宮益坂店 東京都渋谷区渋谷1-12-1 カレイド渋谷宮益坂3F

新宿店    東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 APMビル5F

広島八丁堀店 広島県広島市中区新天地5-3 ドン・キホーテ広島八丁堀店5F

■営業時間

渋谷宮益坂店 12:00-23:30

新宿店    10:00-23:30

広島八丁堀店 11:30-23:00

(ラストオーダー:ゲーム・フードは閉店1h前、ドリンクは30分前)

■詳細・予約

http://www.vrex.jp/

■料金

コラボVRゲーム(+記念写真1枚+ICカードステッカー1枚) 1,050円

コラボフード(+ICカードステッカー1枚) 1,050円

コラボドリンク(+ICカードステッカー1枚) 1,050円

コラボフード&ドリンクセット(+ICカードステッカー2枚) 1,750円

コラボフルセット(VRゲーム+記念写真1枚+コラボフード+コラボドリンク+ICカードステッカー3枚) 2,450円

※全て税込

PhotoWords 高島おしゃむ
コンピュータホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。
雑紙の執筆や、ドリームキャスト用のポータルサイト「イサオ マガジン トゥデイ」の
企画・運用等に携わる。
その後、ドワンゴでモバイルサイトの企画・運営等を経て、2014年より再びフリーで活動中。