07.07
【World MR News】Windows Mixed Reality、VRHSとHoloLensの相互性をみてみよう
最近、新しいラインナップとして出揃ったMicrosoft社のWindows 10 Mixed Reality VRヘッドセット。HoloLensデバイスの最終消費者用バージョンへの最初の一歩としてリリース予定だが、両者はすでに優れた互換性機能を備えている。Microsoftは先月台北で開催されたイベント「WinHEC」にて、AcerヘッドセットとHoloLens、2つのプラットフォームを連携して、その様子を披露した。
Acerのヘッドセットを装着しVRゲーム体験をして、またHoloLensでも見ることができるようになっている。VRユーザーは、VR空間で島から脱出しなければならないというところを、HoloLensユーザーはそのシーンを近くのテーブルの仮想ジオラマとして見ることができ、VRゲームユーザーの脱出を補助できるというような形のプレゼンテーションだ。
島を脱出するための手がかりはHoloLens上でMR表示され、ドアなどのロックを解除するために協力し合い
ながらゲームを進める。 VRユーザーは、HoloLensユーザーから得たヒントをもとに、ゲームパッドでプレイ
する。
このゲームはとてもシンプルなものだが、2つのテクノロジーをどのように一緒に使うことができるのかを
理解するには、非常にわかりやすい例だと言える。
これを見て、今すぐにでも試してみたいと思う人も多いだろうが、HoloLensは開発者向けで価格はまだ高額(3,000ドル)だし、このAcerのヘッドセットも今年の後半までは一般消費者向けには出回らない。より安価なコンシューマ向けの準備が整うまでには、もう少し時間がかかりそうだ。しかしながら、この種のコラボ
レーションは、これまでの遊びをはるかに超える可能性を感じさせてくれる。
参照元:https://uploadvr.com/watch-acers-mixed-reality-headset-working-hololens-winhec/