06.19
【World MR News】Microsoft、Google、Apple、Facebookが賭けるVR/AR/MRのまとめ
世界のMRテクノロジーを牽引する大企業Microsoft、Google、Apple、Facebookの4社が、これまでに発表している内容と進行状態について簡易的にまとめられた記事が米forbesで報じられている。
■Microsoft
今秋にリリース予定のMicrosoft10MRアップデートは、Hololensの時よりも、これまでのランドスケープを大幅に変えることになりそうだ。先日発表された主要メーカーのヘッドセットの内側には、300ドルのプラグアンドプレイが備わっている。ヘッドセットをWindows10コンピュータに接続し、プリンターのように、メニュー選択などができるようになる。
■Google
Cardboard、Daydream、Magic Leapへの投資に加えて、Daydream VRプラットフォームの拡張を発表しているGoogle。“Standalone VR”と呼ばれているQualcommのSnapdragonをマネージメントしており、HTCとLenovoとの協業で、今期第4クオーターにリリースされる予定だ。
■Apple AR & VR
Appleは次のバージョンのiPhoneが、複数の検知カメラを備えているハンドヘルドARコンピューティングに最適化されることを発表。新しいMacは、HTC Viveなどのサードパーティのヘッドセットをプラグアンドプレイする、ちょうどMicrosoftが提唱するMixed Realityの形と同じようなVR対応が可能となり、旧式のMacには外付けハードドライブのように機能するグラフィックスドライブでVR/MR対応が可能となる予定だ。
■Facebook
Facebookは既に表明しているようにOculusとOculus Store(Samsung Gear)でやっていく。このギアはとてもポピュラーなヘッドセットで、2016年に6億ユニット売れており、これについては今年も同じ戦略で進められている。
スマートフォン端末での展開を近い将来で実現しようともしているが、業界の長期的なビジョンは、やはりヘッドマウントディスプレイをどうするか、ということである。現代生活において、この解決こそがVR/AR/MRの展開において非常に重要なポイントを占めることになる。