05.16
【World MR News】Osmo、ipad利用のキッズ向けMRゲームを発表
タブレットカメラを利用し、パズルピースやドローイングなどの現実世界のオブジェクトと対話するiPad用のゲームシステムOsmo。このOsmoはブランド名並びに社名でもあり、子どもたちの世代に、新しい技術とハンズ・オン・プレイの融合によって「素晴らしいもの」を提供していこうという理念のもとに2013年に創設された。
昨年同社より「Osmo Monster」というゲームシステムが出ていたが、今回、最新コレクションとなる「Coding Jam」が発表となった。このゲームでは、iPadのディスプレイの前に物理的なタイル等を配置し、それにより音楽シーケンスやメロディーを作成できるようになっている。
この「Coding Jam」は子どもたちを対象としており、五才児のこどもでも充分に楽しんで遊べるようなシンプルな作りとなっている。まず“Osmo dock”という固定装置にipadをかけ、テーブルや机上でタイルなどを利用して作業するスペース分を反射させて読み取れるように、iPadのフロントカメラ上にミラーを装着、Osmoアプリ上にて、そのシーンが解析されるようになっている。設置が完了したら、はじめにiPad画面上で文字や楽器を選択、その後、音やリズムをつくり出し定式化するために付属のタイルでアレンジしていく。このタイルのピースを組み合わせていく感覚が、視覚的にも運動学的にも子どもたちがアイデアを考え出すのに役立つとされている。
メモリブロックを配置すれば、特定のシーケンスを保存したり、またループを使用して、ビートのセットをすばやく繰り返したりすることもできる。また、他のユーザーが作成したジャムやセッションもフィードできるので、それを参考にしたり、組み合わせたりすることも可能だ。
「Coding Jam」アド・オンパックは現在59ドルで販売開始されている。(Osmoゲームシステムが別途購入が必要)
Osmo公式ページ
https://playosmo.com/en/
参照記事:
https://9to5mac.com/2017/05/11/osmo-announces-ipad-mixed-reality-game-kids-coding-principles-music/